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● トウガラシ Capsicum annuum ●
ナス科



どんな植物?
唐辛子はナス科の1年草です。「唐」は「外国」の意味。「辛」は「味がきわめて辛い」の意味、「子」は「果実、種子」の意味です。唐辛子の種類は鷹の爪、パプリカなどゆうに3000種類を超えると言われ、その形や色はバラエティに飛んでいます。

辛味種と甘味種があり、おなじみのししとうやピーマンもとうがらしの一種です。タバスコ、ラー油、豆板醤、XO醤油など、調味料の原料としても多く使われます。

寒い地方の人が体を温めるために唐辛子を好んで料理に入れたり、その逆に熱い地方の人が汗をかいて体温を下げるために唐辛子をよく食べたり、また唐辛子の防腐作用を利用して保存食を作る地方もあります。


唐辛子はさまざまな目的で世界中の人々に使われている植物です。また、食中毒を防ぐことから熱い地方で好まれる傾向にあるようです。日本でも七味唐辛子など、薬味に唐辛子がたくさん使われます。


歴史
中南米原産。インディオたちに数世紀にわたって栽培されてましたが、コロンブスが1493年に南米からスペインへ最初の唐辛子を持ち帰ったといわれています。その後インド、マカオ、マレー半島へとわずか100年の間に世界中に広がりました。

日本へは16世紀中頃に種子島に漂着したポルトガル船から鉄砲と同時に伝わったという『南蛮渡来説』と16世紀後半に朝鮮出兵から加藤清正が持ち帰ったという『朝鮮渡来説』が有名です。「唐」という名前がつくものの、中国に唐辛子が渡ったのは17世紀の明の時代なので、中国から伝来してわけではありません。

 
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