トマト

 
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HOMEアンデスの野菜 > トマト

● トマト Lycopersicum esculentum Mill ●
ナス科トマト属


どんな植物?
イタリア料理、メキシコ料理、サラダ、その他煮込み料理、様々な形態で週に数回は必ず食されるトマト。メキシコの原住民がトマトをトマトルと呼んでいましたが、16世紀になってスペイン人がヨーロッパにもたらし、トマートと転訛し、18世紀にイギリスでスペイン語に似せてトマトとスペルを買えたのが、日本でも親しまれる名前となりました。

日本でも品種改良されて「桃太郎」などとかわいい名前がついたり、ミニトマト、フルーツトマト、黄色いトマトなど、さまざまな味と鮮やかな色が食卓を楽しませてくれています。

日本にはなんと100種類を超えるトマトが登録されいます。近年になって赤い色の強いトマトには、抗酸化作用を持つとされる成分リコピンが多量に含まれていることが明らかになり、トマトの栄養が見直されいます。

総務省の平成12年 家計調査によれば1世帯当たりの重量ベースでの年間購入量は一般家庭でダイコン、馬鈴薯、キャベツ、タマネギに次いで5位に位置します。出荷量、収穫量ベースで見てもトマトはこれらの野菜に次いで5位になっています。

歴史
南米アンデス高原の太平洋側の地域が原産であるという説が有力です。日差しが強く、乾燥していて昼夜の温度差が激しく水はけのよい土壌がトマトの原種が育っていた気候です。アンデス高原には8〜9種類の小さな野生種トマトが自生していたことがわかっています。このトマトは人や動物を介してひろがり、メキシコまで栽培されるようになりました。ナス科の植物には毒があるものが多いと、トマトも長い間敬遠されていて、ヨーロッパで食用になったのは18世紀になってからのことです。

日本には江戸時代の寛文年間頃に長崎に伝わったのが最初とされますが、最初は観賞用でした。「播茄」「唐柿」と呼ばれていたことから、中国を経由して渡ってきたことがわかります。また、「赤茄子」という名前もあります。日本で食用として利用されるようになったのは明治以降で、徐々に品種改良が行われていきました。

 
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