テストステロンの分泌は20代半ばでピークを迎え、その後徐々に減少し、50歳前後で急降下します。この分泌の減少により性衝動が衰えると、筋肉が落ち、気分が憂鬱になり、体脂肪が付きます。テストステロンは骨の健康に不可欠ですから、不足すると男性でも骨粗しょう症に成ることがあります。これが男性の更年期と呼ばれるものです。
また、精神的ストレスや挫折感によりコルチゾールやアドレナリンが増加して長期間放出されると、テストステロンのアンドロゲン作用が低下して、心疾患、性的不能、老化の早期化につながります。
テストストロン濃度の低下が老人の無気力症に及ぼす影響についての研究では(臨床内分泌学及び代謝学の雑誌、1999年2月, Vol84.P573-577)鬱病の男性の体の有効なテストステロン濃度が、他の男性よりも17%低かったこと、また無気力の老人の症状を改善するためにはテストステロンが不可欠であることが記されています。
|