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マカ液体エキスによる紫外線照射からの皮膚保護効果




紫外線(UV-C)照射から皮膚を保護するための
Lepidium meyenii Walpers『マカ』液体エキスの
      効果に関するラットの実験


 
著者: ペルー国カイェタノ・エレディア大学、科学・哲学部、医学部   
      シンティア・ゴンサレス   
グスタボ・F・ゴンサレス   
      レオン・ビジェガス   
  ホルヘ・サンチェス   
 


マカ ( Lepidium meyenii) は、ペルー国中部アンデス山脈の標高4000から4500メートルの高所でのみ成長する植物である。

この研究の目的は、紫外線から皮膚を保護するために有効なマカの成分が育成されるためには、上記の標高でのみ成長することが、必要か否かを確認することにある。

そのため、UV-を照射したホルツマン種の数匹の雄ラットに、週1回2種類のマカエキスを3週間に亘り与え、その後さらに異なった分量の黄色マカの水性エキスを投与する実験を行った。

 




目的

* マカにUV-Cの照射から皮膚を保護する効果があるか否かを確認する。
* UV-Cの照射距離による照射強度を確認する。
* ラットの皮膚に対するUV-C照射の効果を確認する。
* UV-C照射に対する(液体と粉末)マカエキスの保護効果の確認。
* UV-C 照射から皮膚を保護するために必要なマカの適量を確認。
* 太陽光線遮断剤FPS-30を使った場合とマカのエキスを使った場合の 差を確認する。  




材料と方法

■実験デザイン
試験的に紫外線(UV-C)の照射を受けた動物に対し、異なった配合の黄色マカを与えた。これの対照群として、プラス式コントロール(商業用太陽光線遮断剤を使用)、マイナス式コントロール(照射するが手当てをしない)及びブランク(熱を当てるが照射しない)の三つのケースを設定した。

■マカの品種
マカの品種としては、セロデパスコ市から31キロメートルの距離にあり、標高4200メートルのニナカカ地区にある黄色マカが用いられた。

■紫外線照射
紫外線照射試験には Choi & col.の方式が用いられた。

■マカの液体エキスと粉末エキスの効果
この実験にはUV-C照射から皮膚を保護するために(液体と粉末)二種類のエキスの効果の比較が行われた。

■第03号実験
各種分量によるマカの効果 この実験では 紫外線照射から保護するために最も効果的な分量を評価するための実験が行われた。

■生物組織学的評価
最後の紫外線照射から二時間後に、これらの動物にHalatal を過剰に投与賭殺し、ただちに切断した。切断はUV-Cを照射した部位と照射しなかった部位(ブランク)を対象に行われ、その観察はLeica DM ? LS2型のオプテイカル顕微鏡を400Iに拡大して行った。

■統計的分析
Bartlett試験によりデーターが正しく分けられていることが確認された。また、平均値間の差は各種の試検及び処理のためにANOVAテストによって分析され、対の平均値間の差についてはScheffe試験が行われた。顕著な差に対する基準としてはp<0.05の値が用いられた。




結果

■ラットの皮膚における紫外線C照射の効果
組織学的試験ではUV-Cがラットの照射された上皮部分を変質させ、皮膚の上皮を異常に増殖させることが判明した。

■マカの液状エキス対粉末エキスの効果
組織学的には液体エキスと粉末マカ及び太陽光線遮蔽剤FPS 30は、UV-C照射による効果を予防することが見られ、皮膚の厚さがブランク(照射しなかったもの)の部位と同様であった。

■各種分量のマカによる効果
マカを多く用いた場合ほど、UV-C照射に対する保護反応が良好である。



結論

1.UV-C照射の強度と各種の照射距離とは逆関係にある。
2.使用された実験方法では、UV-Cの照射に曝されたラットの皮膚には上皮細胞の増殖が見られる。
3.液体及び粉末マカのエキスには、UV-Cの照射を受けたラットの皮膚に対する保護効果が見られる。
4.濃度0.129 mg/ulの場合、液状及び粉末状マカエキスの間において保護効果の差は見られなかった。
5.液体マカのエキス7.74mgを用いたときに、ラットの皮膚により高い保護効果が見られ、分量に左右される部分が
  統計的に大きい事を示している(p<0.05)
6.液体と粉末状の黄色マカは、太陽光線遮蔽剤FPS 30と同様、又はそれ以上に良好な遮蔽効果をもち、ラットの
  皮膚をUV-Cの被害から保護している。
7.紫外線照射以前にマカを太陽光線遮蔽剤として使用することによって、UV-C照射による上皮質の増殖を防ぐ
  ことが出来る。







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